2024年に世界各地で記録されたサメによる「理由のない襲撃」の件数は47件と前年から22件減少しました。11日に発表された新たな報告書で明らかになりました。47件という件数は過去10年の平均である70件も大きく下回っています。
そのうちの1件はハワイのオアフ島の沖合で発生したもので、種類の分からないサメによる襲撃によって1人が死亡しました。ただ、米国の件数も23年から3分の1程度減少しました。
米フロリダ自然史博物館は「国際サメ襲撃ファイル」として、サメに関する情報を収集しています。集めるデータは、人間がサメとの接触を開始していない「理由のない襲撃」だけに限っています。