最高賞にあたる「金熊賞」を競う部門には、ウクライナや韓国の作品など、
19の映画がノミネートされています。
ことしで75回目を迎えたベルリン国際映画祭は、カンヌ、ベネチアと並ぶ世界3大映画祭のひとつで、初日の13日夜、レッドカーペットには各国の映画スターが集まりました。
最高賞の「金熊賞」を競うコンペティション部門には、戦時下のウクライナをとりあげたドキュメンタリー作品「Timestamp」(タイムスタンプ)や、韓国のホン・サンス監督の新作など19の作品がノミネートされています。
今回、コンペティション部門に日本の映画はノミネートされていませんが、さまざまな部門であわせて6作品が上映される予定です。
このうち、短編映画の部門には、水尻自子監督のアニメ作品「普通の生活」がノミネートされています。
また、社会性のある作品などを集めたパノラマ部門では、藤原稔三監督の「ミックスモダン」が、そして、若者に向けた作品などを集めたジェネレーション部門では、横浜聡子監督の「海辺へ行く道」が上映されます。
ベルリン国際映画祭は今月23日まで開かれ、「金熊賞」をはじめとする主な賞の受賞作品は、22日に発表されます。