トランプ大統領は13日、ホワイトハウスで記者団からG7=主要7か国の枠組みにロシアを加えるかどうか問われたのに対し、「戻ってきてほしい。ロシアが好きか嫌いかの問題ではない。プーチンは喜んで戻ってくるだろう」と述べ、ロシアを復帰させるべきだという考えを示しました。
ロシアは2014年にウクライナ南部のクリミアを併合したことを受けて、それまでのG8の枠組みから排除されました。
これについてトランプ大統領は「オバマやほかの人たちは間違いを犯してロシアを追い出した。G8であれば、ウクライナの問題は起きなかっただろう。私が大統領だったらロシアがウクライナを攻撃することもなかっただろう」と主張し、オバマ元大統領やバイデン前大統領を批判しました。
トランプ大統領は1期目の際にもG7の枠組みにロシアを復帰させるべきだと訴えていて、ロシアとウクライナの戦闘の終結に意欲を見せる中、2期目でも従来の主張を改めてアピールした形です。