けが人はいませんでしたが、橋桁が県道をふさいでいて、現場付近で通行止めとなっています。
15日午前1時半すぎ、佐世保市三浦町の県道11号佐世保日野松浦線で「橋桁を載せた台車が横転し、道路をふさいでいる」という通報が工事関係者から警察にありました。
警察や西日本高速道路によりますと、長さ30メートルほど、重さおよそ140トンの鉄製の橋桁を台車に載せて運んでいた際に、橋桁が落下したということです。
けが人はいないということですが、橋桁が片側2車線の県道をふさいで、通行できない状態になっています。
警察によりますと、現場の県道は西九州自動車道の高架の下にあり、橋桁は、付近の道路を夜間通行止めにして行われていた西九州自動車道の車線の拡張工事で使うものだということです。
現場ではクレーンなどを使って橋桁の撤去が進められていますが、午前7時現在、付近の県道が通行止めとなっていて、解除のめどはたっていないということです。
現場は佐世保市中心部のJR佐世保駅に近い、商業施設などが建ち並ぶ交通量の多い場所です。