ドイツで
開かれている
世界各国の
首脳や
閣僚が
安全保障について
意見を
交わす国際会議は、2
日目の15
日に、
アメリカの
トランプ政権でウクライナ
特使を
務めるケロッグ
氏が
講演する
予定で、ロシアによるウクライナへの
侵攻の
終結に
向けて
具体的な
道筋を
示すのかが
焦点となります。
会議は、ドイツ南部のミュンヘンで3日間の日程で始まり、14日はアメリカのバンス副大統領がロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「ロシアとウクライナの間で合理的な和解に達することができると信じている」と演説し、戦闘の終結は実現可能だという立場を示しました。
また、会議にあわせて、バンス副大統領とウクライナのゼレンスキー大統領が会談し、この中でゼレンスキー大統領は、和平の実現にはウクライナの安全が確保される必要があると強調しました。
トランプ政権は、ウクライナへの軍事支援を継続する条件として、ウクライナ国内に豊富にあるとされる重要鉱物のレアアースなどの権益を確保したい考えを示していて、両者はこれについても意見を交わしたものとみられます。
会議は、2日目の15日にトランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏が講演する予定で、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の早期終結に向けてアメリカが具体的な道筋を示すのかが焦点となります。