中野国土交通大臣が
埼玉県八潮市の
道路陥没現場を
視察し、
国として
上下水道の
老朽化対策について
検討を
進める考えを
示しました。
八潮市の道路陥没現場では、下水道管をう回させるバイパス工事として、現在、穴の中や周辺の地盤を補強する作業が進められています。
中野国土交通大臣は15日、現場を視察で訪れ、県の職員から工事の状況などについて説明を受けました。
このあと、八潮市役所に移動し、大野知事から国の計画として下水道の強じん化に取り組むことなどを求める要望書を受け取りました。
そして、八潮市の大山市長も交えて安否がわかっていない男性の捜索に向けた工事の進め方などについて意見交換を行いました。
このあと、中野国土交通大臣は報道陣の取材に応じ、「今回の事故を踏まえて上下水道の維持管理や点検のあり方を見直していく」などと述べ、国として上下水道の老朽化対策について検討を進める考えを示しました。
大野知事は「インフラの問題は全国共通の可能性が高いので安心安全のためにも、今後、点検の基準はどうするのか、国に検討してほしい」と述べました。