ロシアの
独立系メディアは
今月行われたプーチン
大統領と
アメリカの
トランプ大統領との
電話会談のあと、ロシア
大統領府が、
国営メディア
などに対し、トランプ
大統領の
名前を
出すことを
控え、プーチン
大統領の
強い指導力を
強調するよう
指示したと
伝えました。
ロシアの独立系メディア「メドゥーサ」は、14日、ロシア大統領府が国営や政府寄りのメディアに対し、12日に行われたプーチン大統領とトランプ大統領の電話会談について、プーチン大統領の指導力による成果だと強調するよう指示したと伝えました。
また、今後ニュースの中で、トランプ大統領の名前をあまり頻繁に出さないよう指示を出したとしています。
これについて「メドゥーサ」は、関係者の話として、大統領府は、ロシア国民が、報道を通じて、プーチン大統領よりもトランプ大統領のほうが積極的で決断力のある指導者だとみなすようになることを懸念していると伝えています。
また、この関係者は大統領府がロシアメディアに対し、今後の米ロの交渉などについて国民に過度に楽観的な期待を抱かせないよう管理するよう指示したとしています。