ウィトコフ中東担当特使は「大統領の指示のもと協議を行う。ロシアとウクライナについてうまくいけば前進させられるだろう」と述べました。
また、ウクライナが協議に参加していないという同盟国からの懸念について問われると、トランプ大統領はゼレンスキー大統領と電話で会談し、ミュンヘン安全保障会議でも多くの閣僚がウクライナのさまざまな人々と会談しているとして、「誰かを排除するものではない」と強調しました。
そのうえで、「大統領は私たちにこれ以上の犠牲者を出さずに戦争を終わらせるための交渉を行うよう指示している。それが私たちが取り組むことだ」と述べました。
ロシア紙 “米ロ高官の会合 サウジアラビアで18日に”
ウクライナ情勢をめぐるアメリカとロシアの高官による会合について、ロシアの有力紙「コメルサント」は、サウジアラビアで18日に行われると伝えました。
アメリカ側からは、ルビオ国務長官らが出席する見通しだと伝えています。
そのうえで、「ロシアのラブロフ外相のサウジアラビア訪問に向けた準備が行われているという情報も出ている」としています。
これに先立ってアメリカメディアのブルームバーグは15日、アメリカ側からは、ホワイトハウスで安全保障政策を担当するウォルツ大統領補佐官やウィトコフ中東担当特使が、ロシア側からは、大統領府で外交政策を担当するウシャコフ補佐官と、対外情報庁のナルイシキン長官が会合に出席すると伝えています。