台風15
号による
停電が
長期化する
千葉県では、
腹痛を
訴えて
医療機関を
受診する
患者がふだんより
多い傾向にあり、
医師や
千葉県などは、
停電したあとに
冷蔵庫の
食品を
食べたことが
原因の
1つと
考えられるとして、
食べないように
注意を
呼びかけています。
千葉県館山市に
ある内科などの
医院、「
原クリニック」では、16
日、
腹痛を
訴えて
受診した
患者が、「
停電で
使えなくなっている
冷蔵庫の
中のヨーグルトを
食べた」と
話したということです。
同じような患者はほかの医療機関でもみられるほか千葉市や市原市など停電が続く地域で休日に対応する医療機関では、この3連休で、腹痛を訴えて受診する患者がふだんより多い傾向にあったということです。
千葉県などは、停電したあとに冷蔵庫の食品を食べたことが原因の1つと考えられるとして、食べないように呼びかけているほか、南房総市ではそうした食品は捨てるよう防災行政無線などで呼びかけています。
「原クリニック」の原徹院長は、「停電が長引いてストレスがたまり、胃腸が過敏になることも背景にあるとみられる。冷蔵庫の電源が一度でも切れたら、復旧後も中の食品は絶対に食べないでほしい」と話しています。