サウジアラビアで14日、石油を生産するための建物が攻撃されました。サウジアラビアで生産できる石油がいつもの半分になって、世界の石油の値段は急に高くなりました。
18日、サウジアラビアの大臣は「生産できる石油はいつもと同じぐらいに戻りました」と言いました。しかし、石油の値段はあまり下がらなくて、攻撃される前より高いままです。
日本が輸入している石油の40%ぐらいはサウジアラビアの石油です。経済産業省は、もし輸入が少なくなっても、いままでにためている石油を使って、足りなくならないようにすると言いました。日本は7月の終わりには、236日使うことができる量の石油をためていました。経済産業省は「いま船で日本へ運んでいる石油も足すと、石油は十分にあります」と話しています。