プロ野球 セ・リーグで
5年ぶりに
優勝した
巨人の
ベテラン、
阿部慎之助選手が
今シーズンかぎりで
現役を
引退する
意向を
固めたことが
関係者への
取材でわかりました。
阿部選手は
千葉県出身の40
歳。
中央大から平成13年にドラフト1位で巨人に入団しました。
「打てるキャッチャー」として1年目の開幕戦から先発出場するなど活躍し、平成24年には首位打者と打点王の2冠に輝いてチームを日本一に導いたほか、セ・リーグの最優秀選手に選ばれました。
そしておととし、プロ野球史上49人目の通算2000本安打を達成しました。
19年目となる今シーズンは開幕から代打での起用が中心でしたが、8月以降は原辰徳監督に勝負強さを期待されて先発での出場が増えました。
ベテランらしい存在感を見せて5年ぶりとなるリーグ優勝に貢献し、23日神宮球場で行われたヤクルト戦でも途中出場してホームランを打ちましたが、今シーズンかぎりで現役を引退する意向を固めたことが関係者への取材でわかりました。
阿部選手は近く会見を開いて引退を決めた理由などを話すということです。
阿部選手は今シーズンここまで出場92試合で打率2割9分9厘、ホームラン6本、打点26の成績でした。
通算では2279試合に出場して打率2割8分4厘、ホームランは、巨人の生え抜きの選手としては歴代最多の868本を打った王貞治さん、444本の長嶋茂雄さんに次ぐ405本。
打点1284となっています。