韓国の病院で先月、栄養補給の注射を受けようとした妊婦に中絶手術を施してしまうミスがありました。
患者は妊娠6週だった先月7日、ソウル市江西区の病院を訪れました。
病院がカルテを取り違えたうえ、看護師が本人確認をせずに麻酔薬を投与しました。さらに医師も本人確認なしで、患者の知らないうちに中絶手術を行いました。
担当の看護師と医師は調べに対してミスを認めました。
韓国の保健当局は昨年1年間に全国で行われた中絶手術を推定5万件としていますが、実際の件数はこれをはるかに超えていた可能性があります。