愛知県の
東名高速道路で
前を
走る車にエアガンを
発射し、
車体を
傷つけたとして40
歳の
男が
逮捕された
事件で、
警察は26
日、
男を
現場に
立ち会わせて
当時の
詳しい状況を
調べました。
兵庫県尼崎市の
無職、
佐藤竜彦容疑者(40)は
今月8日、
愛知県の
東名高速道路の
上り線を
走行中に、
前を
走る車にエアガンを
発射し
車体を
傷つけたとして、
器物損壊の
疑いで
逮捕されました。
警察の調べに対し「前の車が道を譲らず、ブレーキを踏まれて腹が立った」などと供述しているということです。
警察は、26日午前10時から、愛知県日進市の現場の高速道路で、佐藤容疑者を立ち会わせて検証を行いました。
道路の一部を規制し、佐藤容疑者が運転していたワゴン車と被害に遭った車の、それぞれに見立てた2台の車両を移動させながら、エアガンを発射した地点や当時の状況などを確認していました。
警察のこれまでの調べによりますと、佐藤容疑者のワゴン車は盗難車で、ナンバープレートも車検が切れた別の車のものだったことが分かっていて、車からはエアガン以外に、およそ2000発のプラスチック製の弾などが見つかっています。
また、事件の6日後に出頭して逮捕されたあと、尿からは覚醒剤の陽性反応が出ていて、警察は覚醒剤を使用した疑いでも捜査を進めています。