ホームレスの急増が深刻化しているカリフォルニア州サンフランシスコで、市の対応に業を煮やした住民団体が、歩道に岩を置いてホームレスのテントを阻止する独自の強硬策に踏み切りました。
住民の1人は「ナイフや銃を持つ人や、けんかをする人がいて、近隣住民の迷惑になっている」と憤ります。
そこで住民がお金を出し合って24個の岩を購入することになり、ホームレスのテントを阻止するための対策として歩道上に配置しました。岩の購入費は24個で約2000ドル(約21万円)でした。
サンフランシスコ市は岩の撤去はしない方針です。市の広報は、岩をこのまま置き続けられるよう、許可する方策を探っていることを明らかにしました。