30日の石川県内は日本海の低気圧に覆われて晴れました。湿った空気の影響で未明から早朝に朝もやが発生する所があり、梯川に近い小松市埴田町では、白い綿のような空気が住宅地や田んぼを覆って、幻想的な風景をつくり出しました。
小松市内では夜から朝にかけて晴れて湿度が高く、風も弱いなど、朝もやができやすい条件がそろったとみられます。すぐ近くにある田や家々もかすんで見える珍しい風景に、ウオーキングの足や車を止めて携帯電話を取り出し、写真を撮る人の姿が目立ちました。
県内の気温は9月上旬から中旬並みとなっており、正午までの最高は金沢28・0度、輪島25・6度でした。金沢地方気象台の予報によると、1日も県内は湿った空気の影響を受けますが、引き続き高気圧に覆われて晴れ時々曇りとなります。