米NASAの探査機ジュノーが木星に浮かぶ巨大な黒い円を発見しました。未確認現象かと思いきや、その正体は衛星の影でした。
この影は木星の衛星イオが太陽を覆ってできたもので、地球の月による日食に相当します。NASAによれば、円の直径は約3540キロです。これは米ニューヨーク市からネバダ州ラスベガスまでの距離に大体等しいです。
木星は複数の衛星を持ちますが、その巨大さなどが原因で頻繁に日食が起きます。
ジュノーは2011年から稼働しており、16年7月4日に53日周期の軌道で最初の周回を開始していました。