今月22
日に
行われる
天皇陛下の
即位を
祝う祝賀パレードを
前に、
警視庁などは
実際のルートを
使って
本番さながらのリハーサルを
行い、
およそ50
台の
車両の
間隔や
速度を
確認しました。
今月22
日に
行われる
天皇陛下の
即位を
祝う祝賀パレード「
祝賀御列の
儀」では、
天皇陛下が
皇后さまとともに
皇居から
赤坂御用地までの
およそ4.6
キロのルートを
通られる
予定です。
パレードを前に、警視庁や内閣府などは6日午前7時前からおよそ1時間にわたって実際のルートを通行止めにしてリハーサルを行いました。
当日、両陛下が乗られる菊のご紋のプレートや天皇旗が取り付けられたオープンカーは使われず、代わりの車が用意されました。
警視庁の白バイやサイドカーなどを合わせたおよそ50台の車列が、ゆっくりとした速度で通常とは逆の右側の車線を進んでいきました。
沿道の一部には祝福に訪れる人たちのためのブースが鉄の柵で囲う形で設置され、その周辺では警察官が等間隔に並んで警戒に当たる様子もみられました。
関係者によりますと、6日は車列の間隔や速度を確認したということで、警視庁は当日の進行を円滑に行えるよう着実に準備を進めていきたいとしています。
沿道の女性「もうすぐと実感」
青山通り沿いで祝賀パレードのリハーサルの様子を見ていた近くに住む74歳の女性は「時々、公用車でお出かけする際の車列を見ることがありますが、それと比べても車の台数が多く、しっかりとした警備がされていると感じました。もうすぐだという実感が湧き、本番も無事に行われればいいなと思います」と話していました。