大リーグ、ヤンキースの
田中将大投手が
5日、アメリカンリーグのプレーオフ
地区シリーズのツインズとの
第2戦に
先発し、
5回を
1失点に
抑えて
勝ち投手となり、プレーオフの
大舞台で
役割を
果たしました。プレーオフ
地区シリーズは
先に
3勝した
チームがリーグ
優勝決定シリーズに
進む短期決戦で、ヤンキースは
4日の
第1戦でツインズに
勝って、
5日は
本拠地ニューヨークのヤンキースタジアムで
2戦目に
臨みました。
大リーグ6年目の田中投手はこれが通算6回目となるプレーオフの先発マウンドで、1回にデッドボールと内野安打でランナーを背負いましたが、4番バッターをファーストゴロのダブルプレーに打ち取ってピンチをしのぎました。
田中投手は2回以降、低めを突くスライダーを決め球に6番と7番バッターから空振りの三振を奪い、3回もスライダーで2つの三振を取りました。
ヤンキース打線は3回に8番のディディ・グレゴリウス選手が満塁ホームランを打つなど一気に7点を奪いました。
田中投手は4回に4番と5番バッターにスプリットを打たれて1点を失いましたが、5回は3人で退け、5回を投げて3安打1失点、奪った三振7個と好投し、プレーオフの大舞台で役割を果たしました。
試合はヤンキースが8対2でツインズに勝ち、田中投手が勝ち投手になりました。
田中投手はこれでプレーオフの通算成績は4勝2敗となりました。
ヤンキースは2連勝とし、2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけて7日の第3戦に臨みます。
田中「できることはやれた」
田中投手は「自分にできることはやれたかなと思う。相手のバランスを崩して気持ちよくスイングをさせないことをいちばんに考えて、そういうピッチングを心がけた。この先も自分にできることをしっかりと準備して、いつでも登板できるようにしたい」と話しました。