台風15号での住宅被害一部損壊も国の支援対象に拡大 - Easy News

先月せんげつの台風たいふう15号ごうで千葉ちば県けんなどで相次あいついだ住宅じゅうたく被害ひがいを受うけて、国くには一部いちぶ損壊そんかいの住宅じゅうたくについても修理しゅうり費用ひようを支援しえんすることを決きめました。これまで災害さいがい救助きゅうじょ法ほうの対象たいしょうは半壊はんかい以上いじょうとされていましたが、今後こんごは一部いちぶ損壊そんかいの住宅じゅうたくに拡大かくだいされることになります。台風たいふう15号ごうの影響えいきょうで、千葉ちば県けんでは住宅じゅうたく被害ひがいは３さん万まん4000棟むね以上いじょうに上のぼり、このうちおよそ９きゅう割わりが一部いちぶ損壊そんかいとなっていますが、今いまの国くにの制度せいどでは修理しゅうり費用ひようの支援しえんの対象たいしょう外がいとなっています。

このため国くには、災害さいがい救助きゅうじょ法ほうで応急おうきゅう修理しゅうりの費用ひようを支援しえんする対象たいしょうを、これまでの全壊ぜんかいと大だい規模きぼ半壊はんかい、半壊はんかいから、10％以上いじょうの損害そんがいを受うけた一部いちぶ損壊そんかいまで拡大かくだいすることを決きめました。

費用ひようは30万まん円えんを上限じょうげんとし、今年度こんねんどからの災害さいがいが対象たいしょうで、

▽台風たいふう15号ごうで被害ひがいを受うけた千葉ちば県内けんないの41市町村しちょうそんと東京とうきょうの大島おおしま町まち、

▽８月はちがつの大雨おおあめで被害ひがいを受うけた佐賀さが県内けんないのすべての市しと町まちにも適用てきようされるということです。

審査しんさについては、自治体じちたいの発行はっこうするり災りさい証明しょうめい書しょには損害そんがいの割合わりあいは記載きさいされていないため、応急おうきゅう修理しゅうりの申請しんせいを受け付うけつけながら同時どうじに進すすめていくとしています。

一方いっぽう、一部いちぶ損壊そんかいの住宅じゅうたくが多おおい千葉ちば県けんについては、損害そんがいが10％未満みまんの住宅じゅうたくでも、自治体じちたいが補助ほじょ制度せいどを設もうけた場合ばあいは国土こくど交通こうつう省しょうの交付こうふ金きんを使つかい30万まん円えんを上限じょうげんに修理しゅうり費ひの20％を補助ほじょするとしています。