日本では、国の許可をもらわないで車に客を乗せてお金をもらうことを法律で禁止しています。普通の白いナンバープレートの車を使って、タクシーのようなことをするため、「白タク」と言っています。
警察は、中国から旅行に来た人に白タクの車を紹介していた疑いで、中国人の男を捕まえました。
警察によると、男は中国人の運転手を紹介するスマートフォンのアプリで客を集めていました。そして、50人ぐらいの運転手を使って羽田空港などに客を送ったり迎えに行ったりしていました。警察は、男が1か月に960件ぐらい紹介していたと考えています。男は「私は関係がない」と言っています。
中国人を乗せる白タクは、日本の空港や観光地で多いと警察は考えています。国土交通省は「中国の政府などにもみんなに日本の法律を紹介するように頼んでいます。警察などと一緒に白タクがなくなるようにします」と話しています。