米連邦捜査局は6日、殺人罪で収監中のサミュエル・リトル受刑者について、自白した93人の殺害のうち、少なくとも50件の犯行が確認された全米史上最悪の大量殺人犯だと発表しました。FBIは特設ウェブサイトを開設し、残る未解決事件に関する情報提供を呼び掛けています。
FBIによると、リトル受刑者は1970〜2005年に93人を殺害したと自白しています。被害者は主に女性だったということです。
そこでFBIは特設サイトを開設しました。残る事件に関するリトル受刑者の供述を録画した動画や、同受刑者の描いた被害者の似顔絵などを公開しました。「被害者の多くは当時、薬物中毒死や事故死、死因不明などと断定されていました。遺体が見つかっていないケースもある」とウェブサイトには説明されています。