米サンフランシスコの教会が、オンラインのテレビ会議システムを運営するZoom(ズーム)を提訴したことが15日までに分かりました。信者らがシステムを利用して聖書研究の講義を行っていたところネットを通じて何者かが侵入し、画面にポルノ動画を流したとしています。
今回ズームを訴えたのは、サンフランシスコでも有数の古い歴史を持つ教会です。今月6日に行った聖書研究の講義の最中に、「ズーム爆撃」を受けました。参加者の大半は成人でした。
連邦裁判所に13日に提示された訴訟内容によると、講義開始から42分が経過したころに参加者のコンピューターの画面が何者かに「乗っ取られ」、「コントロールボタンが機能しなくなった」ということです。その状態で画面上にポルノ動画を流されたということです。