韓国のオリンピック委員会にあたる団体が福島県産の食材を避ける目的で自国の選手らに対して弁当の提供を始めました。
東京オリンピック・パラリンピック選手村の食事について「大韓体育会」は福島県産の野菜や海産物が使われているとして、これらを食べないよう選手らに指導しています。
団体はさらに選手村の近くにホテルを借り、18日から独自の給食センターとして稼働させました。
キムチや塩辛など自国の食材を使った弁当を毎日400食余り準備するということです。
福島県産の食材について、日本側は放射性物質の検査で安全が確認されていると説明していますが、韓国側の抵抗感は根強く、今も輸入禁止措置が続いています。