イタリアの巨匠レオナルド・ダビンチの遺伝子を受け継ぐ子孫のうち、現在も存命の人は14人。学術誌「ヒューマン・エボリューション」にこのほどそんな研究結果が発表されました。
この研究は、ダビンチのものと思われる遺体を確認し、遺伝子をたどってその並外れた才能や洞察力について理解を深めることを目指す「ダビンチDNAプロジェクト」の一環。
研究用のデータは公文書や私的な記録、ダビンチの子孫の証言などから収集しました。
存命の子孫についてはプライバシーを守るため、あまり多くの情報を公表していません。
ダビンチは1452年生まれ。「モナリザ」「最後の晩餐(ばんさん)」などの名画で知られ、科学、数学、建築、デザイン、工学、地質学、地図作成、彫刻、スケッチなどの分野でも名を残しました。