東京オリンピックの開閉会式のディレクターが、ユダヤ人の大量虐殺をお笑いのネタにしていたとして解任されたことについて、ホワイトハウスの報道官は解任の決定を支持すると述べました。
開閉会式の演出を担当していた小林賢太郎氏は、過去にユダヤ人の大量虐殺を揶揄(やゆ)するセリフをコントに使っていたとして解任されました。
ホワイトハウスのサキ報道官は、22日の記者会見で解任の決定を支持し、「侮辱的な発言には同意しない」と述べました。
バイデン大統領の妻・ジル夫人は予定通り開会式に出席するということです。
また、アメリカユダヤ人委員会はツイッターで「小林氏の解任を速やかに決定した組織委員会に感謝する」と述べたうえで、「スポーツの世界に反ユダヤ主義の居場所はない」と非難しました。