東京オリンピック(五輪)の開会式が23日に行われ、女子テニスの大坂なおみ選手が聖火台に火をともしました。
これに先立ち、大坂選手の五輪初戦を24日から25日に延期することを求めた運営側の要請が認められており、大坂選手が点火者になるのではないかとの臆測が広がっていました。
大坂選手は日本人の母親と、ハイチ出身の米国人の父親との間に日本で生まれましたが、3歳のときに米国に移住しました。
大坂選手は今月、精神衛生上の理由で全仏オープンを欠場し、2018年に4大大会初優勝を挙げて以来、「長い間うつに苦しんできた」ことを明かしていました。その後、ウィンブルドン選手権も欠場しました。