ハンガリーの首都ブダペストで24日、性的少数者(LGBTなど)の権利を訴える恒例の「プライドマーチ」が開かれました。例年を上回る約3万人が参加し、教育現場で同性愛を扱うことなどを禁じた新法に抗議しました。
同市のプライドマーチにはこれまで、最大2万人前後が参加してきました。
オルバン政権が最近制定した新法に対しては、欧州連合(EU)などから性的少数者の差別にあたるとの非難が集中しました。オルバン首相は新法への支持を問う国民投票を実施すると表明しましたが、これに対しても誘導的な設問を批判する声が上がっています。