17
日の
債券市場、17
日朝に
発表されたGDP=
国内総生産が
市場予想を
上回ったことで
日銀が
早期の
追加利上げに
踏み切るのではないかとの
見方が
広がり、
日本の
長期金利の
代表的な
指標となっている10
年ものの
国債の
利回りが
一時、1.385%まで
上昇しました。
長期金利は、日本国債が売られて価格が下がると、上昇するという関係にあり、住宅ローンの固定金利のほか、定期預金の利息などにも影響します。
17日の債券市場では代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが、午後に入って一時1.385%まで上昇し、2010年4月以来、14年10か月ぶりの高い水準となりました。
10年ものの国債の利回りは、アメリカの長期金利の高止まりを受けて、このところ上昇傾向が続いています。
市場関係者は「GDP=国内総生産が市場予想を上回ったことで、投資家の間で、日銀が早期の追加利上げに踏み切るとの見方が広がり、長期金利が上昇している。今週19日には日銀の政策決定に関わる審議委員の講演が予定されているので、発言内容に注目が集まっている」と話しています。