日本新聞: 11月の有効求人倍率全国平均で1.25倍前の月と同じ水準

11月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつ全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばい前まえの月つきと同おなじ水準すいじゅん

Dec 27, 2024 08:12

Furigana

11月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばいで、前まえの月つきと同おなじ水準すいじゅんとなり、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「働はたらき方かた改革かいかくの影響えいきょうで運輸うんゆ業ぎょうでは求人きゅうじんを増ふやす動うごきがあるが、物価ぶっか高だかの影響えいきょうで建設けんせつ業ぎょうや製造せいぞう業ぎょうでは求人きゅうじんを減へらす動うごきがある」としています。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、仕事しごとを求もとめている人ひと1人にんに対にたいして何なん人にんの求人きゅうじんがあるかを示しめす有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは、11月つき、全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばいとなり、前まえの月つきと同おなじ水準すいじゅんでした。

都道とどう府県ふけん別べつの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつを就業しゅうぎょう地ち別べつでみると、最もっとも高たかいのは福井ふくい県けんで1.91倍ばい、次ついで、山口やまぐち県けんが1.66倍ばい、香川かがわ県けんが1.62倍ばいとなりました。

また、最もっとも低ひくいのは北海道ほっかいどうで1.05倍ばいで、大阪おおさか府ふで1.07倍ばい、福岡ふくおか県けんが1.08倍ばいとなりました。

新規しんき求人きゅうじんを産業さんぎょう別べつにみると、去年きょねんの同おなじ月つきに比くらべて、「運輸うんゆ業ぎょう、郵便ゆうびん業ぎょう」で2.0％、「卸売おろしうり業ぎょう、小売こうり業ぎょう」で0.9％増加ぞうかしました。

一方いっぽうで、「宿泊しゅくはく業ぎょう、飲食いんしょくサービス業ぎょう」で12.2％、「教育きょういく、学習がくしゅう支援しえん業ぎょう」で6.4％の減少げんしょうとなりました。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「ことし4月つきから時間じかん外がい労働ろうどうの上限じょうげん規制きせいが始はじまり働はたらき方かた改革かいかくの影響えいきょうを受うけている運輸うんゆ業ぎょうでは求人きゅうじんを増ふやす動うごきがある。その一方いっぽうで建設けんせつ業ぎょうや製造せいぞう業ぎょうでは物価ぶっか高だかの影響えいきょうで原材料げんざいりょう費ひが上あがり、求人きゅうじんを減へらす動うごきが出でていて、今後こんごの動向どうこうに注視ちゅうしが必要ひつようだ」とコメントしています。