前の試合、大谷選手のサヨナラホームランで開幕8連勝としたドジャースは休養日を挟んだ4日、相手の本拠地フィラデルフィアでフィリーズと対戦しました。
中6日で先発登板したドジャースの山本投手は1回、ワンアウトからツーベースヒットを打たれたあと二塁ランナーが盗塁をしかけた際に三塁へ悪送球しみずからのミスで先制点を失いました。
3回にはフォアボール2つでツーアウト一塁二塁と得点圏にランナーを背負いましたが、後続のバッターはアウトコースのキレのあるスライダーでセンターライナーに打ち取りました。
5回は、アウトコースの力強い速球と低めのスプリットで2者連続三振を奪うなどテンポよくアウトを重ねました。
山本投手は6回まで投げて追加点を許さず0対1のままマウンドを降り、球数は97球、打たれたヒットは3本、三振は5つ奪って1失点でした。
一方、大谷選手はこの試合も1番・指名打者で先発出場し、1回の第1打席がレフトフライ、3回の第2打席はセンターフライ、6回の第3打席は低めの変化球に空振り三振に倒れました。
3点を追う8回はツーアウト一塁の場面で第4打席がまわり、インコースの速球をライト前に引っ張り、3試合連続ヒットで一塁三塁にチャンスを広げました。
しかし、次のベッツ選手の打席で二塁へ盗塁をしかけましたが相手キャッチャーの好送球に阻まれてアウトになり、ドジャースはこの回、得点をあげられませんでした。
大谷選手は昨シーズンから続く連続盗塁成功記録が38でストップしました。
ドジャースは9回、エドマン選手のツーランホームランで1点差に追い上げましたが、2対3で競り負け、開幕からの連勝が「8」で止まりました。
山本投手が負け投手で今シーズンの成績は1勝1敗となりました。