ロシア
軍はウクライナ
東部での
攻勢を
強めていて、ロシア
国防省は
東部ドネツク
州に
あるウクライナ
軍の
拠点を
掌握したと
発表しました。ウクライナのゼレンスキー
大統領はロシアによる
激しい攻撃が
続いているとして、
射程の
長い兵器の
供与など各国に
支援を
訴えました。
ロシア軍はウクライナ東部で攻勢を強めていて、ロシア国防省は26日、ドネツク州のベリカ・ノボシルカを掌握したと発表しました。
ベリカ・ノボシルカはウクライナ軍の防衛線の要でウクライナメディアは、この場所を足がかりにロシア軍が戦線を拡大する可能性があるという専門家の見方を伝えています。
一方、ウクライナ軍参謀本部は、ロシア中部リャザン州にある石油精製施設に無人機で攻撃を行ったと26日、発表しました。
ロシア軍の軍用機に使うジェット燃料を生産する施設だということで、現地の知事は「被害状況を調査している」とSNSに投稿しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、この1週間でロシアがキーウ州や東部などにあわせて数百回の攻撃を行い、1250発の爆弾と750機以上の無人機、それに20発以上のミサイルが使用されたとSNSで明らかにしました。
そのうえで「このテロリストを阻止できるのは断固たる決意だけだ」と強調し、射程の長い兵器の供与など各国からの支援が必要だと改めて訴えました。