12月つきの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつ 全国ぜんこく平均へいきん1.25倍ばい 3か月かげつ連続れんぞくで同どう水準すいじゅん

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、仕事しごとを求もとめている人ひと1人にんに対にたいして何なん人にんの求人きゅうじんがあるかを示しめす有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは、12月つきは全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばいとなり、3か月かげつ連続れんぞくで同おなじ水準すいじゅんでした。

都道とどう府県ふけん別べつの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつを就業しゅうぎょう地ち別べつでみると、最もっとも高たかいのは

▽福井ふくい県けんで1.91倍ばい

次ついで

▽山口やまぐち県けんで1.65倍ばい

▽香川かがわ県けんで1.60倍ばい

となりました。

最もっとも低ひくいのは

▽福岡ふくおか県けんで1.06倍ばい

次ついで

▽大阪おおさか府ふで1.08倍ばい

▽北海道ほっかいどうと神奈川かながわ県けんで1.09倍ばいでした。

新規しんき求人きゅうじんを産業さんぎょう別べつにみると、前まえの年としの同おなじ月つきに比くらべて、

▽「情報じょうほう通信つうしん業ぎょう」が9.3％

▽「宿泊しゅくはく業ぎょう、飲食いんしょくサービス業ぎょう」が5.2％

増ふえた一方いっぽうで、

▽「生活せいかつ関連かんれんサービス業ぎょう、娯楽ごらく業ぎょう」が8.6％

▽「製造せいぞう業ぎょう」が7.6％

減少げんしょうしました。

また、2024年ねん1年間ねんかんの有効ゆうこう求人きゅうじん倍率ばいりつは、全国ぜんこく平均へいきんで1.25倍ばいとなり、2023年ねんを0.06ポイント下回したまわりました。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうは「おととしは新型しんがたコロナが5類るいに移行いこうして求人きゅうじんを増ふやす動うごきがあったが、去年きょねんは人手ひとで不足ふそくの傾向けいこうが続つづいたものの、その動うごきがやや落ち着おちついた」と分析ぶんせきしています。

そして、去年きょねん12月つきの状況じょうきょうについては「原材料げんざいりょう費ひの高騰こうとうや国際こくさい情勢じょうせいを受うけ、製造せいぞう業ぎょうなどで求人きゅうじんを減へらす動うごきが出でている一方いっぽう、情報じょうほう通信つうしん業ぎょうでは、DXの推進すいしんなどのために求人きゅうじんを増ふやす動うごきもあり、今後こんごの動向どうこうに注視ちゅうしが必要ひつようだ」とコメントしています。