オランダの美術館から絵画2枚を盗み出した疑いで、男1人が逮捕されました。
このうちゴッホが描いた「春のヌエネンの牧師館の庭」は、アムステルダム近郊の町ラーレンの美術館から昨年3月に持ち去られました。夜間の犯行だったということです。
1884年に描かれた同作は、フローニンゲンにある同市美術館が貸し出していたもの。
昨年8月には、「オランダ黄金時代」とも呼ばれる17世紀に活躍した巨匠ハルスの作品「笑う2人の少年」がレールダムにある美術館から盗まれました。警察が明らかにしました。
ビールのジョッキを持って笑う2人の少年を描いた同作について、ある専門家は1500万ユーロ(約19億5000万円)の価値があるとしています。
警察によると作品自体はどちらもまだ見つかっておらず、引き続き捜査が行われているということです。