日本では今年2月から、病院で働く人に新しいコロナウイルスのワクチンを注射しています。12日、65歳以上のお年寄りにもワクチンの注射が始まりました。
12日は、日本中にある120の会場でお年寄りにワクチンの注射を行いました。最初はワクチンが少ないため、施設で生活しているお年寄りから注射を始める市や町などもあります。東京都八王子市の市役所でワクチンを受けた80歳の女性は「病院に行くときにバスや電車に乗るので、ワクチンを受けることができてよかったです」と話していました。
65歳以上のお年寄りは約3600万人で、日本の人口の30%ぐらいです。国は、お年寄りが2回受けるワクチンを今年6月の終わりまでに全部の市や町などに届けると言っています。