アメリカで、ゴルフの大会の「マスターズ・トーナメント」があって、日本の松山英樹選手が優勝しました。
優勝が決まったあと、松山選手のキャディーの早藤将太さんは帽子を取って、試合をしたゴルフ場におじぎをしました。キャディーは、試合のとき、道具を運んだり選手にアドバイスをしたりする人です。
アメリカの放送局がこのときの映像をインターネットに出すと、「すばらしい」などと早藤さんをほめる言葉が集まりました。
オーストラリアのテレビでは「早藤さんのおじぎは、シンプルで礼儀を大切にしていました。大きな夢を本当にすることができた松山選手の気持ちを表していました」と伝えました。
帽子を取っておじぎをするのは、日本のスポーツの試合では珍しいことではありません。このような日本人の礼儀に、外国の人がまた興味を持ったようです。