大谷おおや翔しょう平たいら ブルペンで手術しゅじゅつ後ご最多さいたの25球きゅう 最速さいそくで149キロ計測けいそく

大谷おおや選手せんしゅは去年きょねん9月つきに自身じしん2回かい目めとなる右みぎひじのじん帯じんたいを修復しゅうふくする手術しゅじゅつを受うけ、今こんシーズンは指名しめい打者だしゃで試合しあいに出場しゅつじょうしながらピッチャーとしてのリハビリを続つづけています。

ことし3月つきにキャッチボールを再開さいかいしたあと徐々じょじょに距離きょりを伸のばし、先月せんげつからはブルペンで投球とうきゅう練習れんしゅうも行おこなっていて、14日にちの試合しあい前まえには4日にちぶりにブルペンで投球とうきゅう練習れんしゅうを行おこないました。

大谷おおや選手せんしゅはまずグラウンドでキャッチボールをおよそ60球きゅう行おこない、ブルペンでは変化球へんかきゅうを交まじえ手術しゅじゅつ後ご6回かい目めのブルペンで最もっとも多おおい25球きゅうを投なげました。

時折ときおりタブレットでボールのデータを確認かくにんする様子ようすも見みられ、最後さいごは力強ちからづよいボールを投げ込なげこんだあと数字すうじに満足まんぞくしたのか、うれしそうに笑顔えがおでグローブをたたいていました。

球団きゅうだんによりますと、ストレートは最速さいそくで149.6キロを計測けいそくしたということです。

大谷おおや選手せんしゅはシーズン中ちゅうにもバッターと対戦たいせんする実戦じっせん形式けいしきの投球とうきゅう練習れんしゅうを行おこない、リハビリの段階だんかいをさらに上あげる見通みとおしです。

グラスナウ 今こんシーズンの復帰ふっきは厳きびしい見通みとおし

一方いっぽう、ドジャースで今こんシーズンの開幕かいまく投手とうしゅを務つとめたグラスナウ投手とうしゅが、右みぎひじのねんざのため今いまシーズンの復帰ふっきは厳きびしい見通みとおしとなりました。

ドジャースはシーズン終盤しゅうばんに先発せんぱつピッチャー陣じんのけが人けがにんが相次あいつぎ、プレーオフに向むけて苦くるしい状況じょうきょうが続つづいています。

今こんシーズンドジャースの開幕かいまく投手とうしゅを務つとめ、ここまで9勝しょうをあげているグラスナウ投手とうしゅは先月せんげつ右みぎひじの炎症えんしょうのためけが人けがにんリストに入はいり、シーズン中ちゅうの復帰ふっきを目指めざしてリハビリを続つづけていましたが、13日にち実戦じっせん形式けいしきの投球とうきゅう練習れんしゅうを前まえに右みぎひじの違和感いわかんを訴うったえてウォーミングアップを途中とちゅうで切り上きりあげました。

ドジャースのロバーツ監督かんとくは14日にち、相手あいての本拠地ほんきょちアトランタでブレーブスとの試合しあい前ぜん取材しゅざいに応おうじ、グラスナウ投手とうしゅは右みぎひじのねんざだとしたうえで「時期じきを考かんがえると復帰ふっきの可能かのう性せいはほぼない」と話はなし、今こんシーズン中ちゅうの復帰ふっきは厳きびしい見通みとおしとなりました。

ドジャースの先発せんぱつピッチャー陣じんは今月こんげつ10日にちに山本やまもと由ゆかり伸しん投手とうしゅがおよそ3か月かげつぶりに右肩みぎかたのけがから復帰ふっきしたものの、サイ・ヤング賞しょうを3回かい獲得かくとくしているカーショー投手とうしゅや今こんシーズン11勝しょうをあげているストーン投手とうしゅなどがシーズン終盤しゅうばんに相次あいついでけが人けがにんリストに入はいっていて、シーズン最終さいしゅう盤ばんの戦たたかいやプレーオフに向むけて苦くるしい状況じょうきょうが続つづいています。