ロシアのプーチン大統領は2024年の無人機の生産台数は前年の10倍に達する見通しだと述べました。
プーチン大統領は19日、サンクトペテルブルクのドローンなどを製造する軍事企業を訪問しました。
幹部らとの会合で「2023年は14万台の様々なタイプの無人機が納入された。今年は10倍に増加する見通しだ」と明らかにしました。
そのうえで「戦場でこれらの要求に素早く反応する者が勝利する」と述べました。
ロシアは2030年までに国内の48カ所に無人機の製造拠点を設置する予定で、プーチン大統領は無人機へのAI(人工知能)の導入の必要性も強調しました。
ロイター通信によりますと、ロシアは今年、中国製のエンジンや部品を使った新型の長距離攻撃用無人機の生産を開始しています。