先月28
日、
千葉県八街市で
下校途中の
小学生の
列にトラックが
突っ込んだ
事故では、8
歳と7
歳の
男の子2
人が
死亡した
ほか、8
歳の
女の子が
意識不明の
重体になり、7
歳と6
歳の
男の子が
大けがをしました。
警察はトラックを運転していた梅澤洋容疑者(60)を逮捕し、アルコールの影響で正常な運転に支障が出る状態だった疑いがあるとして、危険運転致死傷の疑いで捜査しています。
トラックは道路脇の電柱に衝突したあと児童をはねましたが、警察によりますと、梅澤容疑者は「人をよけるためにハンドルを切って電柱に衝突した」などと供述しているということです。
ただ、これまでのところ防犯カメラの映像などからは道路に出る人の姿は確認できていないということです。
一方、児童をはねたときの状況については「気が付いたら大変なことになっていた」という趣旨の説明をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
これまでの調べで、トラックは事故の直前、50キロほどのスピードで走行し適切なブレーキ操作は行われなかったとみられ、警察は当時の状況について詳しく調べています。
運転手の勤め先 親会社社長 “安全対策 会社として協力”
逮捕された
運転手の
勤務先の
親会社の
知念辰浩社長は、1
日に
菅総理大臣が
事故現場を
訪れ、
花を
手向けて
黙とうをささげたことについて「
深く
受け止め、
引き続き会社として、
できるかぎりの
対応を
誠意を
持って
行っていくとともに、
社員全員で
再発防止に
向けて
取り組んでいきたい」と
述べました。
そのうえで、今後、現場の道路の安全対策について、市や教育委員会などと相談しながら、会社として協力していく考えを示しました。