일본어 뉴스: 文科省元局長汚職事件の初公判で無罪を主張東京地裁

文科ぶんか省しょう元もと局長きょくちょう汚職おしょく事件じけんの初はつ公判こうはんで無罪むざいを主張しゅちょう東京とうきょう地裁ちさい

Jul 6, 2020 10:07

Furigana

文部もんぶ科学かがく省しょうの元もと局長きょくちょうが、東京とうきょう医科いか大学だいがくに息子むすこを不正ふせいに合格ごうかくさせてもらったとして起訴きそされた、汚職おしょく事件じけんの初はつ公判こうはんが開ひらかれ、元もと局長きょくちょうは「不正ふせいをしてまで合格ごうかくさせたいなどという、こそくなことを考かんがえたことはない」と述のべ、無罪むざいを主張しゅちょうしました。文部もんぶ科学かがく省しょうの佐野さの太ふとし元もと局長きょくちょう（60）は、国くにが私立しりつ大学だいがくを支援しえんする事業じぎょうの選定せんていで東京とうきょう医科いか大学だいがくに便宜べんぎを図はかった見返みかえりに、おととし、大学だいがくを受験じゅけんした息子むすこを不正ふせいに合格ごうかくさせてもらったとして、受託じゅたく収賄しゅうわいの罪つみに問とわれています。

また、東京とうきょう医科いか大学だいがくの臼井うすい正彦まさひこ前ぜん理事りじ長ちょう（79）と鈴木すずき衞まもる前ぜん学長がくちょう（71）が贈賄ぞうわいの罪つみに、医療いりょうコンサルタント会社かいしゃの元もと役員やくいん、谷口たにぐち浩司こうじ被告ひこく（49）が収賄しゅうわいのほう助ほうじょの罪つみに問とわれています。

6日にち、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょで開ひらかれた初はつ公判こうはんで、佐野さの元もと局長きょくちょうは「私わたしは無実むじつです。息子むすこは点数てんすうの加算かさんがなくても正々堂々せいせいどうどうと合格ごうかくしていたし、賄賂わいろは存在そんざいしない。不正ふせいをしてまで合格ごうかくさせたいなどという、こそくなことを考かんがえたことは、天地てんち神明しんめいに誓ちかって一いち度どもない」と述のべました。

そのうえで「職権しょっけんを乱用らんようして東京とうきょう医科いか大学だいがくを支援しえん事業じぎょうの対象たいしょうに選定せんていさせたことはなく、選定せんていプロセスをゆがめた事実じじつはない。起訴きそされた内容ないようは、東京とうきょう医科いか大学だいがくの事業じぎょうと息子むすこの受験じゅけんとを無理むりやり結び付むすびつけたストーリーだ」と述のべ、無罪むざいを主張しゅちょうしました。