英保護団体のニール・マッカーン氏によれば、死骸は水飲み場の周りに集まっていたり、顔面を下にしてくずおれるように死んでいたゾウもいました。
近くにいたゾウたちも見るからに弱っている様子で、円を描いて歩き回り、方向を変えることができない個体もいたというです。ゾウ以外の種は影響を受けていない様子でした。
謎の大量死は5月初旬から報告されていました。原因不明のままこれほど多くのゾウが死んだ事態は記憶にないとマッカーン氏は話します。
ボツワナに生息するアフリカゾウは約13万頭と、アフリカの中で最も多い。大量の死骸が見つかったオカバンゴ湿地帯には、同国のゾウのおよそ10%が生息します。