セントバーナード犬といえば、人を助けに来てくれる救助犬としての活躍で昔から有名ですが、英イングランドでこのほど、最高峰から下山途中に動けなくなったセントバーナード犬が人間の救助隊に助けられる出来事がありました。
救助されたのは体重約55キロのメスのセントバーナード犬「デイジー」。24日夕刻、イングランド北西部にある英最高峰スカーフェル・パイクの山中で動こうとしなくなりました。両後ろ足に痛みがある様子でした。
デイジーを救助するために、地元の山岳救助隊から16人が出動し、飼い主は水と餌を与えながら救助を待ちました。
救助隊によると、デイジーは「現在の飼い主に『救助』されるまで、困難な人生のスタートを切っていた」ということです。