イギリスの国家統計局が12日に発表した第2四半期のGDPの速報値は第1四半期と比べてマイナス20.4%となりました。個人消費の大幅な落ち込みなどが響いたもので、統計を取り始めた1955年以降、最大の落ち込みです。2期続けてのマイナス成長でイギリスは11年ぶりに景気後退局面に入ったことになります。
ほかの主要国の第2四半期のGDPはフランスがマイナス18.9%、アメリカがマイナス10.6%、ドイツがマイナス11.9%となっていて、イギリスのマイナス幅が最も深刻です。
イギリスでは外出制限が始まってから73万人が職を失ったとの統計が出たばかりです。