日本経済は戦後最悪の状態にあり、まさに正念場に立たされています。
発表されたことし4月から6月期のGDPは、物価の変動を除いた「実質」で年率でマイナス27.8%と、リーマンショック時のマイナス17.8%を超えて最も悪い数字となりました。
GDPの半分以上を占める「個人消費」が比較可能な1980年以降、最も減少したほか、世界経済の停滞により輸出も大幅に減少しました。
次の7月から9月期はプラスに転じるとの民間予測も出ていますが、消費や輸出の回復は限定的と見られ、V字回復は期待できない状況です。