世界3
大レースの1つとされる
アメリカの
伝統的な
自動車レース、
通称「インディ500」が23
日行われ、
元F1ドライバーの
佐藤琢磨選手が3
年ぶり2
回目の
優勝を
果たしました。「インディアナポリス500マイル
レース」、
通称「インディ500」は100
回以上の
歴史を
持つアメリカ伝統の
自動車レースで、
F1の「モナコグランプリ」や「
ル・マン24
時間耐久レース」とともに
世界3
大レースとされています。
レースは、だ円形の1周およそ4キロのコースを200周走り、時速は最高でおよそ350キロに達します。
レースは毎年5月に行われますが、104回目となることしのレースは新型コロナウイルスの感染拡大の影響でおよそ3か月延期され、23日、インディアナ州で無観客で開催されました。
予選3位からスタートした佐藤選手は同じホンダのエンジンを搭載したドライバーと終盤まで激しいトップ争いを繰り広げ、残り27周で再びトップに立ちました。
そして、残り5周で後続のドライバーがクラッシュした影響で安全のため先導車がコースに入り、順位を維持したまま佐藤選手が1位でゴールしました。
2010年からインディカー・シリーズに参戦している43歳の佐藤選手は、「インディ500」には今回が11回目の出場で、日本選手として初優勝した2017年以来、3年ぶり2回目の優勝を果たしました。
NHKはレースのもようを24日午後6時からBS1で放送します。