航空大手の全日本空輸(ANA)はこのほど、乗客が手を使わずに開閉できるトイレのドアを開発しました。
ドアは衛生と省スペースの両面に配慮した構造になっています。従来のドアは取っ手を手前に引いて開ける方式だったのに対し、ばねの付いた取っ手をひじで押せば開けることができます。
中からドアをロックしたり解除したりする操作にも、ひじで動かせる大きなレバーを使います。
航空機の座席やキッチン、トイレなどを手掛ける内装品メーカー、ジャムコが具現化しまいした。今月末まで羽田空港のANAラウンジに試作品を展示し、感想を募っています。好評ならば今後、導入を進める方針です。