九州全域に暴風と大雨をもたらした台風10号は、8日未明に温帯低気圧へと変わりました。
宮崎県椎葉村では住宅と建設会社の事務所が巻き込まれる土砂崩れが発生し、4人の安否がわからなくなっています。
また、鹿児島県阿久根市では、道路脇の側溝で、77歳の女性が頭から血を流しているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。女性は台風に備え、近くの知人宅に避難しようとした際、側溝に落ちたとみられています。
JNNのまとめによりますと、台風10号の影響によってこれまでに2人が死亡、4人が安否不明、さらに福岡、熊本など15の県で合わせて94人がけがをしています。