米南西部のニューメキシコ州全域で、数十万羽の渡り鳥の死骸が発見され、州立大学の研究者が原因などを調べています。
大量死しているのはムシクイ、ルリツグミ、スズメ、クロウタドリ、ニシモリタイランチョウ、タイランチョウなどです。死骸はコロラド州やテキサス州、メキシコでも見つかっているということです。
原因の1つとして考えられるのが、カリフォルニアなど西部の州で広がっている山火事です。
渡りの経路を変えなければならなかったり、煙を吸って肺に損傷を負った鳥がいた可能性もあります。
死因解明のため、死骸は米魚類野生生物局に送って剖検を予定しています。