2017年に中国でスパイ容疑などで拘束され、その後、服役していた日本人2人が刑期を終え、帰国していたことが分かりました。
日中関係筋によりますと、帰国したのは2017年3月に山東省煙台市で拘束された70代の男性と、同じ年の5月に遼寧省大連市で拘束された70代の男性です。
山東省で拘束された男性は去年の12月25日に、遼寧省で拘束された男性は今月17日に帰国しました。
2人は「スパイ罪」などに問われ、それぞれ5年6カ月の実刑判決を受けていました。
中国では2014年に「反スパイ法」が施行され、今も2人の日本人が服役中です。