JR西日本にしにほんでは、大雪おおゆきとなった24日にちの夜よる、京都きょうと線せんや琵琶湖びわこ線せんなど合あわせて21か所かしょで線路せんろのポイントの切り替きりかえができなくなり、15本ほんの列車れっしゃが立往生たちおうじょうした結果けっか、一時いちじ、およそ7000人にんが車内しゃないに閉じ込とじこめられ、16人にんが体調たいちょう不良ふりょうを訴うったえて救急きゅうきゅう搬送はんそうされました。

この問題もんだいについて、JR西日本にしにほんの長谷川はせがわ一明いちめい社長しゃちょうは26日にち都内とないで行おこなわれた会見かいけんで、「重大じゅうだいな運行うんこうトラブルを発生はっせいさせ、多大ただいなるご迷惑めいわくをおかけしたことを深ふかくおわび申し上もうしあげます。駅えきや車内しゃないで厳きびしい状態じょうたいを長時間ちょうじかんにわたり強しいたこと、体調たいちょう不良ふりょうとなった方ほうもおり誠まことに申し訳もうしわけありません」と陳謝ちんしゃしました。

今回こんかいの問題もんだいについて、JR西日本にしにほんはこれまでに

▽予想よそう降雪こうせつ量りょうをもとに線路せんろのポイントの雪ゆきをとかす装置そうちを作動さどうさせなかった結果けっか、ポイントに雪ゆきが挟はさまるなどして切り替きりかえができなくなり立往生たちおうじょうにつながったことや、

▽乗客じょうきゃくを駅えきで降おろすためポイントの復旧ふっきゅう作業さぎょうを優先ゆうせんさせたところ、乗客じょうきゃくが車内しゃないに長時間ちょうじかん閉じ込とじこめられる結果けっかになったことを説明せつめいしています。

これについて、長谷川はせがわ社長しゃちょうは「もっと早はやく運休うんきゅうすべきだったかなど降雪こうせつ状況じょうきょうに対にたいする判断はんだんに誤あやまりがあった。最悪さいあくの事態じたいを想定そうていするなど考かんがえが不十分ふじゅうぶんだった」とした上うえで、発生はっせい後ごの対応たいおうについては「足元あしもとの暗くらさや凍結とうけつのリスクからただちに降車こうしゃという判断はんだんが出来できなかったが結果けっか的てきにお客様おきゃくさまに苦痛くつうを与あたえてしまい、深ふかく反省はんせいしている」と述のべました。

その上うえで、今後こんご、一連いちれんの判断はんだんや対応たいおうを検証けんしょうした上うえで、必要ひつような改善かいぜん策さくを速すみやかに実行じっこうする考かんがえも示しめしました。