テニスの全豪オープンは28日、女子シングルス決勝が行われ、ベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカがウィンブルドン覇者のエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を抑えて優勝しました。中立旗の下でプレーする選手として初の四大大会制覇を達成しました。
ウクライナで戦争が続く中、主催団体のテニス・オーストラリアはロシアとベラルーシの選手に対し、中立の選手としてプレーすることを義務付けました。
サバレンカは第1セットで苦しい展開となったが、その後挽回(ばんかい)し、4―6、6―3、6―4で逆転勝利しました。
優勝後はコーチのいる席に駆け上がって勝利を祝いました。コーチはタオルを顔に当てて涙を流しました。